コンビニの販売力はグミ売り場を見れば一目瞭然

コンビニエンスストアには、様々なお菓子が売っていますよね?そんな数ある中から、今回はグミに注目してゆきます。正直、ドリンクやパンといった食料品と比較すると、存在感が薄い印象があるかもしれません。ところがコンビニの観点から見れば、グミ売り場は重要な販売スペースです。ここではなぜグミが大切なのか、考えてゆきましょう。

グミ売り場で店の販売力を判断できる

どうしてグミ売り場が重要なのか?それは、コンビニの各店舗は発注担当者を育てる際、最初に任せるのがこのスペースだからです。なぜ発注初心者に、グミを担当させる理由とさせるのか。多くのグミ商品は、以下のような特徴持つことが挙げられます。商品サイズがほぼ同じ、フェイス管理がやりやすい、同商品内の売価が違う、この三点です。決められた売り場面積で、最大の売上を稼ぐにはどうすべきか…。発注担当者なら必要とされる、感覚を鍛えるのに、グミ売り場は最適なのです。逆にコンビニ本部側も、チェーン店の販売力やオペレーション能力を把握する材料として、必ずチェックをしています。

グミ売り場の人気を集める御三家

このようにコンビニエンスストアにおいて、意外に重要な商品のグミ。某CVSチェーンのグミカテゴリーの売れ筋20商品を確認すると、2014年から2016年は明治やカンロ、ノーベルの3社の商品が、御三家と呼ばれ人気を集めています。これらの各シリーズは、新規商品を定期的に発売し続け、フレーバーを変えるなど工夫をし、シェアを維持しているのです。中でもピュアレモン(カンロ)とちびサワーズ(ノーベル)は、単品で上位ランクインを続けています。その反面苦戦しているのは、フェットチーネグミ(ブルボン)です。固い食感のグミが人気だった時代に、柔らかい食感で勝負しグミ市場を大いに盛り上げました。女優の本田翼さんが出演したCMも印象深く、2014年はシェア第二位(23%)を占めていたのです。ところが一転し、販売数は落ち2016年度はわずか5%に。やわらかい食感を開拓した画期的商品だっただけに、ここ最近の元気のなさは心配です。

根強い販売数を保つ商品も

人気が下がる商品もある中、逆にグミカテゴリーにおいて上位をキープする商品がありました。それは、男梅グミ(ノーベル)とハリボーシリーズです。ドイツにある世界的なグミ製造メーカーハリボーが、上位ランクを保てるのはどうしてなのでしょう?それは「売り手側の事情」があるのです。コンビニエンスストアとしては、同じ売り場面積でも1円でも多く売り上げを伸ばせるよう、商品展開をしたいです。その点ハリボーシリーズは、価格が通常のグミより2倍高く設定されています。その上、販売が一定数以上見込めるので、店舗側として「多フェイス」「ゴールデンライン展開」が進められるのです。それが結果として、好調な販売につながっていきます。いわばコンビニとメーカーはwinwinの関係になるのです。

いかがでしたか?普段コンビニで何気なく見かけていたグミの販売スペースには、重要な役目があったんですね。皆さんも近くのコンビニエンスストアを利用する時は、グミ売り場に注目してみてください。

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