実はあまり儲からない?コンビニの年賀はがき

年末年始の時期になると、お世話になった知り合いや友人に挨拶をするため年賀はがきの準備を始めると思います。コンビニは年賀はがきのサービスが充実しているため、利用している人も多いはずです。しかし実はコンビニエンスストアで販売している郵券類、これらの商品利益が少ないのを知っていましたか?ここではコンビニの年賀はがき事情を探ってゆきます。
ほとんど利益がない郵券類
郵券類はなぜ利益が少ないのか?それは販売量に応じて発生する手数料のみが、コンビニの利益になるからです。そもそもコンビニ近くにある郵便局と販売に関する取り決めを交わし、切手類を代わりに販売する状態になっています。郵便局は自らの局で郵券類を売るだけでなく、コンビニエンスストアにも拠点を広げていることになるのです。コンビニに対し、仕入れ量に応じた販売手数料を毎月払うのですか、その手数料率はコンビニエンスストアの一般商品と比較すれば凄く低くなってしまいます。そのため切手やはがき、収入用紙の販売は、取扱いに困る商品です。なぜならメリットと、デメリットが存在するからです。まず大きなメリットは二つ挙げられます。一つは、切手を買いたいお客様に向けた集客アイテムの役割です。24時間営業をしているコンビニで、いつでも切手類を買うことができるのは、大変便利になります。二つめは少ない額とはいえ、手数料収入が得られることです。一方デメリットも存在します。失くしやすいため、取り扱いに注意が必要です。郵券類は一枚当たり値段が大きいため、紛失したとき、経営に与えるダメージは小さくありません。またサイズも小さいので、雑な扱いをすると破損してしまうため、取り扱いに気を使わないといけません。二つ目は、盗難しやすいことです。郵券類は、街の金券ショップに持ち込めば簡単に現金化ができてしまいます。そのため盗みの被害に遭いやすくなってしまうのです。
年末に多発する盗難事件
年末になると各社コンビニでも「年賀はがき」を取り扱いが始まります。大手コンビニチェーンが実施している年賀状印刷サービスを利用することもありますし、年賀はがきの販売を大きく伸びます。コンビニエンスストアで取り扱うものには、「通常の年賀はがき」「印刷済みの年賀はがき」の2種類です。特に印刷済みのタイプは、デザインをチェックしたいお客さんのため、手に取りやすい位置に陳列しています。この商品を盗まれる事件が、この時期になると多発するのです。ある話によると、とある地域では盗難団が出没していました。バイクに乗り二人でコンビニに乗り込んだのです。一人がバイクにエンジンを掛けたまま待機し、バイクに素早く二人で乗り逃走…という手口でした。事件発生は夜が遅い時間帯が多く、従業員は他の仕事に集中するため、盗難を阻止することが間に合わないのです。その後対策として、深夜は年賀状を事務所に収納し、年賀状の陳列什器を紐などで縛り持ち出せないよう工夫を凝らしています。いかがでしたか?コンビニエンスストアは必ずしもメリットが多くない郵券類を売るために、このような大きいリスクと負担を背負っているのです。お客様のために、郵券類の販売を行っているコンビニには、感謝の気持ちしかありませんね。