オーナーになるには、面接に次ぐ面接&研修に次ぐ研修?

コンビニを始めるには700万円程度の資金が必要ですがそれだけでは十分ではありません。本部で説明会に参加したうえで、何回か面接を受けなければなりません。さらにその面接をパスしていよいよ開業となったときには、何度も研修を受けなければなりません。面倒くさがりの人は、面接の段階で嫌になってしまうでしょう。こうした「難所」を乗り越えるだけの粘り強さがないと、開業はできないのです。

面接終わってまた面接

説明会に参加すると、フランチャイズ開業についてのさまざまなことを教えてもらえます。コンビニに関する産業統計資料やチェーンの概要、本部の行うキャンペーンやイメージ戦略などについての資料をたっぷりと受け取ることになりますが、ほとんどの人が資料の多さにうんざりしてしまうそうです。

説明会を聞いて開業に興味を持った人は、地域ごとの開発員と面談をすることになります。地域ごとに店舗を開発する社員がいますので、地域の具体的な話を聞きます。話を聞くと言っても、単なる説明会ではなく「面接」です。店長にふさわしい人物かどうかを評価される最初の関門です。履歴書や住民票、アンケートなどを提出して、動機や家庭状況などについても確認されます。その後実際の店舗を見学したり、オーナーに話を聞いたりすることができます。

次には、店長としての適性検査を受けることになります。店舗経営にふさわしい資質があるかどうか、健康状態や体力は大丈夫か、などを検査されます。

それをパスすると、資金面での調査、保証人の確認などの金融面での調査をうけて、物件の選定や開店時期の相談です。その後、役員と面接して契約手続きをすることになります。

開業することが決まったら、研修につぐ研修

契約を済ませ、店舗の建設がはじまると研修がスタートします。フランチャイジーによって異なりますが、1週間程度の泊まり込みの研修があることが多いです。朝から晩までずっと研修ですので、勉強が苦手な人はコンビニ店長にはなれません。POSシステムの理論的な枠組みや、レジの打ち方、経営分析の方法論、本社の理念やコンセプト、オーナーの心構え、防犯対策など多岐にわたります。

集中研修が終われば、実際の店舗でアルバイトとして働きます。宿泊研修でマスターしたことを実際に使えるかどうかを試されます。

研修と並行して、店舗の建築が進みます。配置案などは本部の指示に従うことが多いですが、自分なりの工夫をすることもできます。開業前には、小売店の開業届けなど行政手続きをいくつかしなければなりません。さらに、アルバイトの募集や面接、シフト表作りもしなければなりません。アルバイトは多過ぎると人件費がかさみますし、少なければ店が回らなくなり、店長の体力がもたなくなります。

コンビニを開店するまでには、面接や研修などさまざまなことがらを乗り越えなければなりません。店長になるのは意外と難しいのです。

Copyright© コンビニのすべて~120%活用術 All Rights Reserved.