コンビニは1日いくらくらい売れるものなの?

コンビニ業界全体の売り上げは、1位のセブンイレブンから10位のNEWDAYSまでを合計しておよそ8兆7千億円程度です。1店舗当たりの1日の売り上げは約52万円。年間の1店舗当たりの売り上げは1億9千万円程度になります。小さな店で2億近い売り上げを上げているのですから、とても儲かっているようにも見えます。実際のところどうなのでしょうか?

コンビニ業界は楽じゃない!?

コンビニは、1990年の平均売り上げが1日当たり50万円弱だったと言われていますので、20年以上たった今もあまり変わっていないとも言えるでしょう。業界全体が伸びているのは、店舗数の増加が大きな要因です。アメリカのコンビニは人口3000人当たり1店舗程度と言われていますが、日本ではそれを上回る2600人に1店舗程度あります。かなり過当競争になっているのです。

大手コンビニの寡占状態です!

コンビニ上位10社の売上高が8兆7千億円あるといっても、そのうち上位3社のセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートだけで6兆6千億円あります。全体のおよそ4分の3を3社が占めているわけです。1日当たりの売上高も上位3社はいずれも平均を上回っている一方で、4位以下では平均を上回るのは、NEWDAYS社のみ。6位のデイリーヤマザキや9位のポプラは40万円を切っています。チェーン店ごとにかなり大きな開きがあるのです。

具体的に各フランチャイズごとの1店舗あたりの1日の売上高を見て見ると、1位のセブンイレブンは66.8万円、2位のローソンは54.7万円と1位と2位との差が10万円以上あります。3位のファミリーマートは53.1万円です。

4位のサークルKサンクスは48.9万円、5位のミニストップは49.3万円、6位のデイリーヤマザキは38.0万円、7位のセイコーマートは43.8万円、8位のスリーエフが45.4万円、9位のポプラは36.6万円、10位のNEWDAYSは60.1万円です。NEWDAYSが10位にもかかわらず売上高が大きいのは、JRの駅構内という恵まれた立地にあることが大きいでしょう。

チェーン店の系列ごとに売り上げに大きな差が出てしまうのは、セブンイレブンなど大手が情報収集力に優れ、緻密な販売戦略にもとづいた商売をしていることが一番の要因です。それに加えて、酒類の販売をしていることも大きいと言われています。酒を扱うかどうかだけで1日の売り上げが10万円前後違ってくると言われています。

プライベートブランドの強さも大きい!?

最近では各コンビニがプライベートブランド(PB)商品を競って開発しています。セブンイレブンでは「セブンイレブンプレミアム」の比重を大きくしており、現在では20000品目程度あると言われています。かつてPBといえば、「安かろう悪かろう」の代名詞のようなものでしたが、今では安くて良品というイメージが定着しつつあります。これが売り上げを押し上げるもう一つの要因です。

コンビニ業界は大手3社が圧倒的なシェアを持っています。一日当たりの売上高も大手社のみが高水準にあり、中堅以下のコンビニはかなり厳しい状況にあると言えるでしょう。

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