コンビニのターゲットはシルバーエイジ!?

時代の流れとともに、社会が変化していくのは仕方のないことなのかもしれません。人類の発展とは、古いものを捨てて、新しいものを取り入れることでもあるからです。近年、問題となっていることのひとつが、駅前商店街の衰退です。量販店やスーパーマーケットなどの隆盛によって、駅前商店街が儲からなくなってきてしまいました。後継者が育たず、お年寄りだけで店番をするところが増え、店を廃業してしまうところも多くなったのです。

商店街はシャッターを閉め切ったままとなり、かつては繁華街だったところがゴーストタウン化してしまいました。地域に住むお年寄りたちは、離れた場所にあるスーパーマーケットへは行けません。自動車の運転はできないし、足が弱くなって遠方までは歩けないからです。

しかし、そんな高齢者にとって、今やなくてはならない存在になりつつあるのがコンビニ。かつてコンビニといえば、若い人だけが利用するものでしたが、今ではお年寄りも利用するようになっています。高齢者に対してどんなサービスを提供できるかが、コンビニにとっては重要となりつつあるのです。

お年寄りの中にもコンビニを使う人が増えた!?

1970年代にコンビニエンスストアが出始めたころ、利用するのは若者だけでした。一般のスーパーに比べて商品価格が高く、わざわざそんな場所で買わなくても、駅前商店街やスーパーに行けばもっと安く、品ぞろえも豊富でいい商品が手に入ったのです。ところが、現代では、当時の若者が老人になりました。40年前に20代だった人たちも、今やすっかり60代。

駅前にあった商店街は消えてなくなり、スーパーに行くには自動車を運転しなければなりません。ランチを買うだけのためにわざわざ車を出すのは面倒くさい。それよりも、歩いて3分のコンビニでお弁当でも買った方が楽チンです。しかもコンビニ弁当が結構おいしいとなれば、ファンも増えます。

高齢化社会の中で、シルバーマーケットが重要に!

超高齢化社会が到来して、コンビニの戦略のかなめは高齢者にシフトしつつあります。若者の方がお年寄りに比べてコンビニを利用する可能性が高いことは変わりありません。しかし、20才の若者は130万人なのに対し、68才の老人は230万人います。戦後のベビーブームの時代に生まれた人たちは、現代の若者よりも倍も人数が多いのです。しかも、貧乏なフリーターだらけの若者に対して、高齢者は退職金も受けとり、年金もたっぷり入ってくるので、お金は十分あります。お金のない若者よりもはるかに有望なマーケットなのです。

そんな中で、コンビニではデリバリーサービスを始めるなど、高齢者向けの商品やサービスの開発に力点を置き始めています。

今やコンビニのターゲットはシニア世代に広がりつつあります。今後のサービスの展開のカギは「シニア」になりそうです。

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