コンビニは情報戦略基地!?

かつて町中によくあった駄菓子屋とコンビニとは形態のうえではよく似ています。商品をたくさん並べて、客は好きなものを選んで買っていく。何千円もするような高価なものはほとんど置いておらず、数十円~数百円程度で買えるものがほとんどです。数十円の買い物でも嫌な顔一つせず売ってくれますので、近くて便利なマーケットです。

しかし、この両者には決定的な違いがあります。駄菓子屋では並んでいるお菓子は店主が適当に選んだもの。ほとんどがメーカーの要請にこたえて並べたものです。何が売れているのかはあくまでも店主の勘だけでの判断ですし、売れないからといてその商品がなくなることはありませんでした。そのため、10年、20年も売れずに飾ってあるおもちゃなどいくらでも存在したのです。のんびりとレトロに過ごしていられた時代には、とてもよいものがありましたが、現代はそれでは生活していくことができません。

コンビニでは、世界一優れた情報管理システムによって逐一商品が管理されています。ガムひとつが売れたというだけでも、かなりの情報が集められているのです。

レジには秘密のボタンがいっぱい!?

コンビニのレジには秘密のボタンがたくさんついています。客の側は、単に商品と金額だけが入力されていると思い込んでいますが、実は客の年齢や性別まで打ち込まれているのです。もちろん、外見だけは分かりませんので、はずれていることもあります。40代に見えた人が20代ということもあるかも知れませんが、そこはある程度仕方のないことです。また、男性に見えた人が本当は女性ということもまれにはあるでしょう。

何時に、何才くらいの男性or女性が、何を買ったか、総額いくら使ったかという情報が逐一コンピューターに蓄積されていきます。そうしたデータをコンピューターで解析して、どんな商品を置けば売り上げが伸びるのかをシミュレーションして、最適な商品を選別できるシステムになっているのです。

コンピューターで計算し尽くされたデータの裏付けがあるからこそ、小規模な店内に3000品もの商品を詰め込んでも回転よく販売できるわけです。昔ながらの駄菓子屋なら、そんな品数を並べていては在庫の山になってしまうでしょう。

コンビニはハイテク産業!?

コンビニにはPOSレジスター、ストアコンピューター、スキャナターミナル、画像オーダー端末などハイテク機器がそろっています。商品の発注も搬入・検品もコンピューターが瞬時に効率よく行います。3000品目も納入されても、人の力だけでは品物を覚えることなどできません。しかし、人間は数を数えさえすればあとはコンピューターが管理してくれますので簡単です。

時間、天気、気温、客層の変化によってどんな商品が売れるのかをコンピューターが割り出してくれます。一日の中で忙しい時間帯、ヒマな時間帯もわかるし、客層もわかるので、どんなタイプの店員を何時に何人おけばいいのかも予測できます。極めて効率的に運営できるシステムなのです。

コンビニには、コンピューターによる高度なマネージングシステムが導入され、販売管理がなされています。コンビニはいわば情報戦略基地なのです。

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